最小変動単位
ピップ(PIP、パーセンテージ・イン・ポイントの略)は、通貨市場で為替レートに発生し得る最小変動単位となっています。
例:
為替レートが1.5220だったものが1ピップ上がると、為替レートは1.5221となります。為替レートが10ピップス落ちると、1.5210となります。
見積、スプレッド、注文の離れ具合はこれを用いて表示されるため、ピップの値を理解することは、資金管理にとって非常に大切です。
ピップ値は、常に決済通貨で示され、トレードのサイズの単位を10.000、JPY(日本円)の場合は100で割って計算されます。
例:
USDを決済通貨とする通貨ペア(EUR/USD、GBP/USDなど)で1ロットのポジションを発注した場合、ピップ値は100,000÷10,000=10 USDとなり、ピップが1変動するたびに10 USDの損益が発生することになります。
USDを基準通貨とする通貨ペア(USD/CADなど)で1ロットのポジションを発注した場合、ピップ値は100,000÷10,000=10 CADとなり、ピップが1変動するたびに10 CADの損益が発生することになります。